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一役者の気ままな雑記。 何処へ転がりまするやら。

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焼いてください

 

 日々旅にして旅を住処とする身の置き所は、宿と楽屋。

 楽屋はさておいて、宿泊事情は劇的に変化した。旅館の大部屋が当然だったものが、今や巡演コース表の中から旅館を見つけ出すことが難しい。


 
 ホテルが日常となると、朝食はヴァイキングが多くなる。

 先日泊まったホテルの朝食会場では、食品アレルゲンのプレートが付されていた。小麦粉・蕎麦粉・牛乳などは勿論、驚いたことに大抵の料理に何かしらのアレルゲンが表示されている。

 アレルギーと免疫は元来同じもの。
 研究の進歩が原因不明だったものをアレルギーと認定したこともあるのだろうが、一寸前とは比べ物にならないほど沢山のアレルギーが身近に存在するようになった。
 日本人を取り巻く衣食住環境が、この数十年で急激に変化したことがその原因とされている。



 体調不備で舞台に立つのは辛いもの、ましてや旅先では。
 某青少年ミュージカルで、主役以下袖に入ってくるたびに用意した洗面器を使いながらその日の舞台を明るく勤めたという涙ぐましい話も聞いている。
 
 牡蠣や青魚など、食品がどうこうより体調が結果を左右する場合も多い。消化の不備や蕁麻疹。沢山の扮装をする芝居では、何れも辛い。


 旅館が当たり前だった入座当時の初旅で、先ず教わったのは卵は焼いてもらえということ。劇団員だけでなく照明さんや大道具さんも、一度は酷い目にあった経験をもっていた。
 私は今すっかり横着になって生卵を平気で食べるが、もっとキャリアのある人はホテルでも油断無く「焼いてください」という。


 当時は旅館の方でも心得ていて、「どう焼きますか」と返って来た。これには実は隠れた余得もあった。
 目玉焼きを頼むとハムエッグが出てくることがある。そんなときは、先に朝食を済ませた人が、後から来た人に御親切にもアドヴァイスをしていた。

 目玉焼きにしてもらったら卵が二個焼いてあったことがあるという。マナコは二つあるからだそうだ。

抱卵中のカンムリヅル・熊本

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