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一役者の気ままな雑記。 何処へ転がりまするやら。

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大家族



 平川動物公園の花菖蒲園はすっかり季節を終えて、整備中だった。東北から南下してきたわれわれは、どこかでハナショウブ前線とすれ違ってしまったらしい。

 つい動物園入口というバス停で降りてしまった。もう一つ乗れば園の前だったが、これも一興。オレンジの蝶やモンキアゲハがいざなうように飛ぶ。


 ここは鹿児島市街と知覧の間。平川烏帽子岳の中腹に、錦江湾公園と隣り合って建つ動物園を入ると、雨に濡れそぼつキリンやダチョウの草原が広がる。
 桜島を借景にしたアフリカ園から猛獣舎を過ぎると順路は洞窟の入り口。レースのカーテンをくぐって洞穴を出ると、そこはフライングケージ。檻の出入り口が二重扉になっているのが相場だが、出口側も類人猿舎に直結する造りは洒落ている。



 深夜のバス移動で狂った体内時計が、今朝は四時に身体を起こした。早朝のBS1はなかなか面白い。

 鷲にでも襲われたのか、耳を爛れさせたワオキツネザルの仔を、母が、兄が、姉が、膿んだ耳を食い千切って助ける。共生する原猿類の家族生活をカメラは映し出していた。

 バオバブの木こそないが、当園では池の中の離れ島に十頭余りの群れが住む。もともとよく出来たヴィジュアル系だが、それぞれが地に立ち上がり、木に駆け登るダイナミズムは、檻に住む仲間とは較べ物にならない。


 定番の猿山にはマントヒヒとバーバリーシープが雑居している。山羊は超然と岩の上に立ち、狒々たちは幾つかのグループに別れてパトロールを繰り返す。見慣れた猿山よりも遥かに面白い。ヒトを展示する時は、掘っ立て小屋でいいから、学校と議事堂くらいはヒト山の一角に設置しないと面白くないだろうなどと思いが飛ぶ。

 日本一のコアラの大家族というのがこの動物園の一つの売りらしいが、コアラばかりではない、ラマもキリンも一二頭で住んでいるときとは違う顔を見せる。

 群れる生物はやはり群れで育つのがいいのだろう。



 動物園に逃亡は付き物、というフレーズが耳に新しい。夜行動物の館で、毛むくじゃらの二匹が足元にぶつかって来たのには肝を冷やした。 睨み合ってよくみれば虎縞の猫とペルシャがかった仔猫だが、短い尾に精悍な面魂はなかなかの貫禄。野生のヤマネコが迷い込んだのではあるまいかと、実はいまだに半信半疑なのである。



ワオキツネザルのお向かいのマンドリル・ひらかわ

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コメント

あの猫たちは

こんにちは、こちらにお邪魔させていただきました。写真ありがとうございました。
あのこたちは動物園にいたんですか~。
ほんとに野生っぽくて、意思のある顔してますよね。ふわふわの仔猫は一瞬、狸かなぁと(笑)
とっても心惹かれた二匹でした♪

お世話になっております

・・・というわけで、山猫さながらの面魂をご覧になりたい方は、こちらまで。

http://www.zenshinza.com/stage_guide/sakuragiminden/tayori_index.htm

  • 2006/07/26(水) 22:53:52 |
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  • 家主 #-
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