unputenpu

一役者の気ままな雑記。 何処へ転がりまするやら。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ

通天閣の隣の動物園

 「動物園前」という地下鉄駅に何度降りたかわからない。が、動物園そのものには足を踏み入れたことがない。大阪での昼公演のあと駆けつけたとしても閉園時間、訪ねる機会を得なかった。

 郊外に移転する動物園が多い中、町のど真ん中にある天王寺は逆に貴重かもしれない。JR、地下鉄が隣接し、阪神高速はその支柱が敷地内に踏み込んでいる。支柱に近い大きなバードケージは意外な拾い物。檻に入ると鳥の国の中、すぐそこに電車の音が聞こえるというのに。
 巨大なケージの丸天井の上(つまり檻の外側)に、アオサギの巣が数多営まれている。
 

 ここは日本で唯一珍鳥キーウィーが見られる動物園だが、それよりも河馬舎に驚いた。
 プールの中をガラス越しに透かし見られるだけでなく、水中には魚たちがいて主の巨体や糞に群がる。絵や写真でしか見たことのない鳥や魚と共生する河馬の生活が目の前にある。

 アジアゾウの住むアジア熱帯雨林ゾーンやキリンたち草食動物のアフリカサバンナは近年完成、彼らの住む環境を再現する。他にも猛獣の館が普請中。
 岩場を巨大な鳥篭状に覆ったたった一匹の山羊舎もいずれリニューアルされるのだろう。シロクマ舎は先代が亡くなって、豚まんの“蓬莱”から贈られるゴーゴ君を待っている。
 引っ越した後の旧動物舎がそのまま観覧者の休憩所に提供される。
 創立から90年を経た園は、たゆまぬ変身を続けている。


“なんでスナドリネコやねん?”檻前のプレートもいかにも大阪。

なかなか動くところを見られないコアラが、えさの時間でもないのに木から降りて地を歩く姿に出くわした。が、ここは全面撮影禁止。携帯で一枚撮ったおばさんは、係員の注意に「あ~そうですかぁ」という白々しい返事と会心の笑みを浮かべて立ち去った。

 園を出るとそこは通天閣の下に広がる新世界。串カツ屋や居酒屋が並び、大衆演劇の小屋もある。行く手の人だかりの中は、バンと乗用車の接触事故らしく、なにやらもめていると思ったら一人がおもむろに傍らのタバコ屋の置き看板を振り上げた。
「何しとンねン早よ止めんかい」
人だかりの中から三人の警官に檄が飛ぶ。 

 “ヒト”もなかなか面白い。
通天閣

スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://tanji.blog9.fc2.com/tb.php/51-9f88efb1
このページのトップへ

Search

Information

JAMIRA

Calendar

09月 « 2017年10月 » 11月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Archives

Categories

Links

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。