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一役者の気ままな雑記。 何処へ転がりまするやら。

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塩冶ー東海道四谷怪談

塩冶という町は意外に広い。
出雲市駅の南側、巡演でいつもお世話になるホテルがある近辺まで
広がっている。出雲を領した塩冶判官高貞ゆかりの地。

南北朝の武将・塩冶高貞は、江戸の史実を扱えぬ歌舞伎の中で
元禄期の浅野内匠頭長矩に擬せられ、当人の事績より『仮名手本忠臣蔵』で有名。
敵役の吉良上野介は、同じく南北朝の高師直として登場する。

 実際の塩冶は師直の讒言によって討伐され、
師直は別の権力闘争の中で惨死する。
讒言は、塩冶の妻・顔世に肘鉄を喰った腹いせとの伝説があり、
『仮名手本―』では其の話が採用されている。
 
『東海道四谷怪談』には、塩冶・師直の家臣たちが登場する。

塩冶の浪人・伊右衛門は、師直の家臣・伊藤喜兵衛に接近したり、
師直の墨付を手に入れたりして、師直家就職を願いながら、
ことごとく於岩様に阻止される。
が、その望み通り高野師直(四谷怪談では野の字を入れて表記する)に仕官していたとしても、
待っているのは高野家断絶。再び浪人の運命でしかないことを、観客たちは既に知っている。

 天国と地獄に見えた、民谷浪宅と伊藤喜兵衛邸宅は、何方も未来のないもの。
大きな運命としての”忠臣蔵”が、四谷怪談の背景に控えている。
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