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一役者の気ままな雑記。 何処へ転がりまするやら。

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窓の下には神田川ー東海道四谷怪談


 雑司ヶ谷四谷のすぐ傍に、面影橋がある。昔は姿見橋とも呼ばれた。
“姿見の川に流して―”と南北さんは於岩様の戸板の着水地点を指定する。
 夢の場ほどロマンティックではなかったにせよ幸せな出会いがあり、親の横槍ものともせず伊右衛門がお岩様をとり戻したのはほんの数カ月―劇中の数字を信じれば一月半―前。有為転変。
 フォークソングの『神田川』は、早稲田中退の作詞者の思い出がモチーフになっているから、その舞台もこの近辺。「若かったあの頃、何も怖くなかった。ただ、貴方の優しさが怖かった」というフレーズが、於岩伊右衛門の運命を暗示しているようにも聞こえる。

 湿地帯・江戸は、100万都市になるまで大改造された。江戸に水を供給する為出来上がった流れが神田川。
井の頭池すぐの水門橋から隅田川に注ぐ地点の柳橋まで、140の橋が架かる。
面影橋(姿見橋)は、奇しくも108つめの橋。
因みに実説の於岩様が入水したとの説のある82番目淀橋も面影橋・姿見ずの橋との別名を持つ。

戸板は、隅田川から東岸の運河を経由して隠亡堀―今の岩井橋辺りに至る。
流された日から50日余り、釣に来た伊右衛門の足元に到着する戸板は確かに意思を持っている。
木下恵介『新説四谷怪談』で川水を切って進む戸板の映像が浮かぶ。
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