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一役者の気ままな雑記。 何処へ転がりまするやら。

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江上の破屋

“江上の破屋に蜘蛛の古巣を払いて”とは、芭蕉翁の『奥の細道』。
二年もほったらかしたブログに戻って来て、そんなフレーズが不図口をつく。
『お染の七役』の番頭善六に手いっぱいだったり、劇団のブログを担当したりで
手につかぬ儘に時が経ってしまった。

翁の如く“春立てる霞の空に”また破屋を離れることになるやは
不詳乍ら、取敢えずは日々のよしなしごとを綴ることにしたい。


深川芭蕉庵

“せーの”と云う掛け声を聞くとドキリとする。
が、それがこの頃少なくも日に二度や三度はTVから聞こえてくる。
人と合わせる必要のない処でも“せーの”と云わないと動けない人種が増えているようだ。
言葉は変化するのでそれは一向構わないのだが、時代劇や下手をすると歌舞伎の捨て台詞に出て来かねない昨今の“せーの”一辺倒状態である。同じく一世を風靡していても“最初はグー”のように起源がはっきりしているものは始末が良いのだが、“せーの”については壽岳章子女の考察があるものの、定説に至っていない。西濃運輸起源説はどうやら眉唾らしく、“いっせえのせ”から来たというのが有力である。

歌舞伎や戦前の時代劇映画には出てこない、これが捨て台詞でその言葉を使うかどうかのささやかな拠り処になる。が、江戸の話ではない新作歌舞伎なら、“せーの”と云っても何ら可笑しくはないわけで、その辺りから古典の捨て台詞に“せーの”が流入してくるのはもう指呼の間と危ぶまれる。
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