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一役者の気ままな雑記。 何処へ転がりまするやら。

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遠野物語の家

 先日歌舞伎座に着いた時はまだ第一部の開演中、
向いの岩手県アンテナショップ銀河プラザで、全粒粉を2kg買った。
観劇前に荷物を増やしたのはちょっと失敗だったが、古民家などを移築した
ふるさと民俗村の存在を此処で知った。

 ホテルから北上駅を越して歩くと線路にほぼ平行の位置に北上川が姿を現す。
珊瑚橋という黄色いゲルバー橋が工事中なのは先だっての豪雨の為だろうか
ゲルバー橋

道なりに弧を描いて右に進むと水運の平田船の帆影や北上夜曲の碑のある一角に
ふるさと民俗村の看板が現れる。この村の初代村長は、
泥ガメさんと親しまれた岩手出身の森林学者、高橋延清氏。   


坂を上った旧今野家住宅が受付所。
左の博物館ではこの流域の自然や歴史が再現される。平田船と呼ばれる水運は、
明治中期の鉄道開通でその役割を終えている。
平田船
カラス貝とイワナたちの共生関係、外来種による環境変化が興味深く展示される。
北上川は石巻で海に注ぐが、江戸期の運河によって流れを変えている。
川の流域図を見ていると矢張り石巻に行ってみたくなる。
銀河ホール前の錦繍湖に巨大なタニシが

 消防資料館では近現代の消防資料が一望。
他所では見られないクラシックな消防車たちが良い顔をしている。

 民家群は、遠野物語ゆかりの家や竪穴式住居の再現など
あちこちから移築されたものも多いのだが、この地は伊達と南部の藩境で、
渓谷を隔ててそれぞれの藩境塚が国の史跡となっている。藩境塚

人馬一体感を醸す南部曲り家など、廊下から拝観するのでなく、
どの部屋にもずかずかと入って座れるのがありがたい。

 舞台で使われる装置の民家はディフォルメされていて、入座したての頃は、
実際にはこの家はどうなっているのかよく理解できないこともあった。
寝部屋で見上げる天井や流しの様を実感できる機会は貴重なもの。
風呂の残り湯は肥料として畑に撒いたなどという
生活実感溢れる情報も提供される。
馬の耳まで覆う頭巾や橇に載せた龍吐水などが雪国の生活を想像させる。
窓税のあった時代、窓は贅沢品だったことも住宅の造りが語る。
 
藩ざかい

 日が傾いて渡り返す北上河畔には灯籠が数基。今日が灯籠流しの模様だった。
 
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