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一役者の気ままな雑記。 何処へ転がりまするやら。

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青田の中の社

会津鉄道・西若松駅は、JR用の券売機が故障して一寸あたふたしていた。会津鉄道側の自販機は元々なく、窓口は女性一人。電車が滑り込んでくると窓口業務を停止してホームへ走る忙しさ。
 目の前で電車を見送って40分待ちになったが、バスと連動した徳用切符を購入。
 湯野上温泉駅まで29分。茅葺屋根の駅舎の下のバス乗り場に行くと、草刈りをしている小母さんたちが30分後だと教えてくれる。温泉地への礼儀として?駅の
隣の足湯で休“足”。かなり熱い。「餅が焼けたよ」と駅舎から草刈りの小母さんたちに昼食の報せ。会津鉄道の駅は何やら暖かい。投票日翌日

 クラシックなバスは、渓谷沿いの舗装道路を20分登って、大内宿へ。
大内宿を発見したのは柳田国男一門。勿論この場合の“発見”とは、コロンブスがアメリカ大陸を“発見”したというのと同じ意味。
 下野街道の旧宿場町。会津藩の参勤交代も通った道だが、明治後主要道路から外れながら、半農半宿であったため旧観を残した。ちなみに私がここを知ったのは、司馬遼太郎氏の『街道をゆく』なので、上記の知識もそれに準ずる。映画セット?

 バスの案内でも“おおうち”と聞こえるのに違和感を感じた。標識などで確かめようとしてもローマ字では長音表記は紛らわしい。本陣跡の民俗展示館のアナウンスでハッキリと“おおうち”と言うのを確認した。会津弁で“おうち”、共通語では“おおうち”と把握しているらしい。地名は現地の呼び方に準ずるべきと思うのだが。
 突き当りの急な石段を82段登る。大きな蛇が慌てて叢へ走る。すっかり観光化されて近くで見ると残念な景色だが、高みからの一望は、なかなかのもの。民具の展示された本陣跡は、囲炉裏に火が入り、自在鍵も魚型の横木も煤に塗れる。燻る匂いが生活を実感させる。火入りの囲炉裏は滅多に出会わない貴重な体験。黒光りする横木

 宿場の真ん中あたりに素朴な鳥居が建つ。源平合戦の端緒を開いた以仁王を祀る村社・高倉神社。機内で戦死した筈の以仁王が東国に落ち延びたという伝説による。鳥居をくぐると青田の中を通る一本の長い道が見えるばかり。青田の中の高倉神社
しばらく歩くと木立に隠れていた社が姿を現す。不愛想に組まれた節だらけの鳥居も好もしい。鳥居の隣には“くま注意”の看板。茅葺屋根の家並も良いが、人波から見放された神社に一服の清涼感を得た。素朴な鳥居が景色に溶け込む
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