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一役者の気ままな雑記。 何処へ転がりまするやら。

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土左衛門傅吉の履歴書Ⅱー前進座劇場ファイナル

『八百屋お七』での傅吉は、お七・吉三を援ける役回りという。

現実の江戸に、土左衛門と呼ばれた侠客が居たらしい。
先に記したアンコ型力士に因んだもの。つまり、土左衛門・関の様に丸々とした親分だった。
一方、水死人の土左衛門を引き上げては供養する名物男も実在した。
江戸人の記憶にある三面記事も貪欲に取り込んで、
黙阿弥さんは土左衛門傅吉という魅力的な男のドラマを創り上げたのだった。
傅吉終了

土左衛門傅吉の末期の場は、
明治になって読売新聞に連載された『三人吉三』脚本には、

傅吉、仕掛けにて、喉へ刀の通ったまま、ぬっくと立ち上がり、ひょろひょろとなり、
吉三をきっと見て、ばったり倒れ、落ち入る。

と記されている。
止めを刺されながらも未だ立ち上がる怨念が描かれているのである。
犬の祟りという、凡そ前近代的な道具立てながら、
吉三前史ともいえる傅吉の暗い過去が、
吉三たちの人間ドラマを深く支えている。


 難しい、だからこそ遣り甲斐のある素敵な役。
この正月は、私にとっては改名丸12年。
そして、入座以来、当然のようにあった前進座劇場のファイナル公演。
節目の歳にこの役に出会えて幸せでした。
そして、その舞台にお運びくださった皆様、本当にありがとうございました。
前進座Nextプロデュース第一回公演は今日が千穐楽でした。

第二回へのお運びをお待ち申し上げております
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