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一役者の気ままな雑記。 何処へ転がりまするやら。

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初春狂言


 明年は、江戸歌舞伎の大問屋と呼ばれた河竹黙阿弥逝って120年。
遅咲きの作者だったが、黙阿弥を名乗って引退した後も筆を採り、
1893年一月、77で世を去る日も、
黙阿弥が新たに筆を入れた舞踊が上演されており
生涯現役作者だった。


白浪作者とも呼ばれた黙阿弥には、白浪=盗賊を主人公にした作が多い。
文字通り、五人の白浪が活躍する『白浪五人男』が有名。
ちなみに、シラナミが盗賊を表すのは、古代中国・“白波”谷に盗賊が籠ったことから。
“ハクハ”という言い方もある位で、元々“波”の字だったのだが、
シラナミもの、と云う場合は“浪”を当てている。

さて、『三人吉三』は、三人の吉三、つまり
“吉三郎”という同名の不良少年三人の運命が絡み合う物語。
初演は桜田門外の変を二月後に控えた波乱の歳。
他劇場に押されて大入りとはならなかったが、
会心の作として黙阿弥はこの作を愛し、
生前に二度活字化された唯一の作となった。
 前進座劇場ファイナルは、この『三人吉三』。
夜の部の内3回の公演は、“前進座 NEXTプロデュース”の第一回として
若手による別配役でも上演する。

新たな出発を孕んだ最終公演まであとふた月。
「こいつぁ春から縁起が良いわェ」と言えるには
まだこれから・・・。


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