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一役者の気ままな雑記。 何処へ転がりまするやら。

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浅草公会堂

         合羽橋の河童の像

 浅草は、昨年の『夢千代日記』表方以来ほぼ一年振り。
改装中だったアーケードも綺麗に完成、
あの頃工事中だったスカイ・ツリーも完成して、
楽屋の窓にその威容を映している。

 夜七時から浜松町に噺を聞きに行くので、
楽屋設営の帰りに、合羽橋で少々時間を潰す。
合羽橋通りの端にある図書館は、夜十時まで開館。
こういう図書館が増えて欲しい。

 館内に、待乳山聖天で生まれた池波正太郎氏の記念室があり、
再現された書斎や、遺品、原稿を見ることが出来る。
 
 台所用品で有名な合羽橋の命名由来は二説ある、
合羽屋喜八が私財を投じて治水開発したからというものと、
この辺りに住んだ下級武士が内職でつくった合羽を干していたからという説。
第一節にはその治水を河童が手伝ったと云うエピソードまで付いていて
無論、第二説の方に現実味がある。
が、眉唾の第一説が未だ語り継がれているのは
人情。
浅草寺五重塔
 浅草で『明治おばけ暦』は東京公演終了。
明年の京都南座までお休みです。
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東京チカラめし 吉祥寺

吉祥寺店

『明治おばけ暦』は、守田座が新富町に新開場した
明治五年の秋から始まる。
 この杮落し作品が黙阿弥(当時はまだ二代河竹新七)の
『ざんぎりお富』。『切られ与三郎』の書替え狂言。
で、この夏、鬘合わせに行った序に、
玄冶店と新富町とに足を伸ばした。

幕府御典医・岡本玄冶が住んだところから、玄冶ダナと呼ばれる界隈は、
地下鉄・人形町駅のすぐ傍。
玄冶店

 門前仲町で鬘合わせを終えて、ここまで歩くと時分どき。
“焼牛丼”というのが眼について“チカラめし”と云う馴染のない店に入ってみるとこれが大当たり。
この六月に第一号店が池袋に、この人形町店は一月前にオープンした二号店だった。
チカラめし人形町

 このチカラめしが、吉祥寺南口に明日オープン。
今日が吉祥寺の千穐楽だから、明日は残念ながら吉祥寺には行かないが、
浅草公演が終わったら、早速試しに行ってみよう。



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デキシーランド犬

犬
 「デキシーを基調にします」
音楽の上田亨先生が仰言った時に「懐かしい」と思ったのは、
私がジャズに通じているからでは全くない。

 何れも様がご存知の猫と鼠が仲良く喧嘩するアニメーション
『トムとジェリー』は、私が子供の頃には、三本建てでTV放映されていた。
二作の『トムとジェリー』の中幕に挟まれる作品の中に、『ドルーピー』シリーズがあった。
惚けたキャラクターの犬、ドルーピーがひどい目に遭いながらも、お終いには何故か幸運をつかんでしまう。
『トム―』とは違って、ドルーピーの置かれるシチュエーションは、毎回違う。

 『デキシーランド犬』では、デキシーランド・ジャズのレコードを後生大事に楽しむさすらいの犬ドルーピー。無理解な世間から剣突を喰いつつも、お終いには人気者になるハッピー・エンド。
デキシーが何だか分からないまま、その名を記憶した。中学一年のクラス対抗合唱コンクールで、我が組の唱った『聖者が街にやってきた』もデキシーのナンバーにあるとのこと。

デキシーの定義は、結構曖昧な模様。が、即興を大事にするジャズの初期形であるという点では一致する。
舞台転換中に楽屋に着替えに走るのだが、舞台に流れるデキシーに乗って何やら楽しい。
デキシーは、気分をハイにする。この効用は間違いなさそうだ。

開幕の舞台袖で踊る演出部


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はつもの

オープニング場当り風景

あっという間に三日目。
ついつい客席の反応に一喜一憂してしまうのが、
新作の常。
お客様からの「楽しかった」というお声が
彼方此方から聞こえて来て
ほっと一息。

吉祥寺での公演はあと一週間。
 映画、TVドラマと違って、
いま足をお運び頂かないと二度と見られないのが舞台。

 山本むつみ先生の初戯曲の初演。
お見逃しなく。

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初日の集い

初日風景


 巡演・大劇場を問わず、
初日・千穐楽には開演一時間半前に
集うのが、前進座恒例セレモニー。

 『明治おばけ暦』で戯曲デヴューを飾る
山本むつみ先生によると、
二十八宿等によると本日は物事を始めるのに
最適の日。
 
 お日柄もよく初日が開きました。

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日本で一番住みたい街

灯り合わせ
 本日は、前進座劇場仕込日。
小道具、衣裳、鬘などに初対面。
この辺りが、新劇の公演などとは違うところ。
演出部に希望を伝えてその心算で稽古をしていると、
全然違うものが届いて面食らったりする。

山本周五郎の『深川安楽亭』を上演した時、
ならず者の一人、源蔵と云う無口な男を演った。
ずっと着流しの心算で、懐出をする芝居でつくっていたのだが、
舞台稽古に来た衣裳は筒袖に派手な毘沙門亀甲のパッチ。

 演出家と舞台監督が舞台稽古で初めて見て、
「何だ、あれは」と叫んだという徹底分業。
衣裳は、勿論そのまま本番でも採用された。

 公演班の総務室で会議をして、
灯り合わせの続く劇場を後に、九時前帰宅。
TVを点けると、
日本で一番住みたい街、吉祥寺のレポートをしていた。
 武蔵野の邑上市長は、早稲田出身。

明後日初日の『明治おばけ暦』のキー・マンは早稲田創立者、
大隈重信。
 ゼッピお運び頂きたいもの。


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吉祥寺コピス

本日のイベント


 バウス・シアター、前進座映画モーニング・ショーに続いて、
第二の吉祥寺イベントが本日より開催。
 コピス四階の、吉祥寺・前進座演劇映画研究所の
記録写真展には、
 ぜんしんざ村を訪れた武者小路実篤先生や
古き良き時代の吉祥寺風景、
梅之助の一日消防署長、
長十郎、翫右衛門、国太郎ら創立メンバーの姿などなど
劇団員も観たことのない写真がいっぱい。
 

 そのオープニング・セレモニー
山本むつみ先生のトーク・ショーが
コピス前のテラス・ふれあいデッキで
午後四時から始まります。

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モーニング・ショー開幕

吉祥寺バウスシアターの看板

 前進座劇場での芝居に先だって
吉祥寺サンロードのバウス・シアターで
前進座映画のモーニング・ショーが開幕しました。

 11日までは 『人情紙風船』
続いて14日まで『阿部一族』
   18日まで『河内山宗俊』
と以上戦前の作品。
   21日までは戦後の独立プロ代表作
        『どっこい生きてる』

 『人情紙風船』も良いけど、私は
ならず者たちが一人の少女をすくうのに命をかける
大人の童話の様な『河内山宗俊』が贔屓です。
この二作は若く戦死した天才監督・山中貞雄の作品。
山中作品はこの他にもう一本が残っているだけと云う貴重なもの。

 『阿部一族』は、森鴎外原作。
名舞台と言われた『阿部一族』が出来るより前に撮られた映画です。

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明治改暦狂想曲

ジャズに乗って

 前進座劇場前にたっていた80周年ポスターに代わって
『明治おばけ暦』の看板がたちました。

初日まで一週間。 立て看板

 デキシーランドジャズを基調にした音楽に乗って、
おばけ暦は姿を現しつつあります。

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付け立て

 本日は、“付け立て”。
歌舞伎作品で、芝居と下座や鳴物とを合わせるのが、付け立て。

 『明治おばけ暦』の作者・山本むつみ先生は、
歌舞伎に造詣深く、今回の芝居もその味わいふんだん。
 黙阿弥綯い交ぜの素人芝居場面、
 近年上演されていない黙阿弥『散切りお富』の一部も出てくるので、
創作劇ながら、付け立てと相成った。


 ぐっと若手が芯を勤める『散切りお富』の付け立て風景は
何やら不思議。
付け師・佐之忠師匠からは、
「前進座が『筆幸(『筆屋幸兵衛』=やはり黙阿弥作品)を上演した時にはこうやったけど…」
と、我々の知らない時代の知識がポンポン飛び出す。

 前進座80年の知恵も頂きつつ、
『明治おばけ暦』は今産みの苦しみです。


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