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一役者の気ままな雑記。 何処へ転がりまするやら。

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とうふ転々

 「豆腐を愚弄するものはついには天下国家を過つ」

 幕末、長州の百姓医者からでた技術者村田蔵六=大村益次郎に、司馬遼太郎氏は『花神』の中でこういわせている。
 正確にはこの文言自体は小説ではなくNHKのドラマで門人が師の持論として披瀝するものだったと思うが、豆腐には充分な滋養がありそれ以上の贅沢を望むものは国家の計をあやまつとの意である。


 豆腐の八、九割は水だという。その所為か気の所為か、東北に来ると豆腐が旨い。県産大豆100%という表示も食指を動かす。

 
 表示といえば「遺伝子組み換え大豆は使用していません」という文句がいつの頃からか豆腐のパッケージに付くようになった。こういう表示がある以上、GM(遺伝子組み換え)大豆も何処かで使われているのだろうが、「使用しています」という断り書きはまだ見ない。

 表示が義務付けられた(正確には使用した際の表示が義務付けられており、私用していない表示は自主申告)のは昨年春のことというが、それに先立つこと八年、青森の豆腐メーカーが始めた原料管理と表示とが先鞭を付けた。その社の幾重もの製品管理体制を見ると、改めてGMO混入排除の難しさを認識させる。

 除草剤に耐えられる、害虫を寄せ付けないなど、効率的な収穫を約束する遺伝子は、とりあえず人に害はないとされている。が、長中期の摂取に関する実験資料は無論なく“消費者をモルモット扱いするもの”との批判も根強い。

 製品に遺伝子が含まれないとされる醤油、大豆油、飼料としてGM大豆を食べた家畜などには表示義務が課せられていない。豆の搾りかすであるおからは遺伝子が含まれるものだが、惣菜として売られている卯の花がどんな豆の成れの果てであるのか果たして把握できているのだろうか。


 お豆腐の祖国中国を含め、GM作物は凄まじい勢いで版図を広げつつある。何を食べているのかを知る権利を、せめて確保したい。
 豆腐を愚弄する者は、取り敢えず一身の健全を過つ


村田蔵六@靖国

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