今回は余裕があった方だが、それでもあっという間に国立劇場搬入の日。

四ツ谷から国立に向かう交差点に立つ釣竿をもつ少年は、
例年この日には初夏らしい爽やかな軽装に衣替えしているのだが、
不順な天候ゆえか、袖無しではあるものの一寸分厚い、何やら割切れない格好。
楽屋の大部屋が改修されて、
固定式の化粧前と襖の代りに可動式パテーションが新設。
今公演が初御目見えとのことで、
搬入時、六枚のパテーションをレールに沿って移動させるのに
搬入メンバーと楽屋番さんが鳩首して試行錯誤。
ようやく六枚すべてが開いた時には、全員拍手。
「トップ・バッターが前進座さんじゃなかったら大変だった」と
楽屋番さん。
前進座が国立劇場に初出演したのは
小劇場での『さんしょう太夫』だったが、
大劇場には南北『杜若艶色紫』などを
皮切りに、今回が丁度30回目。
にほんブログ村







